ファンレターを送ってください

「ファンレターを送ってください」あらすじ

出典：MBCdrama

トップスターのガンヒ(チェ・スヨン/少女時代）は記者に追われ、裏では悪口ばかり言われている現実から人間不信に陥っていた。一方、ガンヒの高校の同級生ジョンソク（ユン・バク）は闘病中の娘ユナ（シン・ヨヌ）を育てるシングルファザーで、娘のユナはガンヒの大ファンだった。ガンヒがドラマの監督との飲み会で言い争いになっていたところ、運転代行の連絡を受けて到着したジョンソクが間に入り、2人は高校以来、久しぶりに再会したのだった。”治療を頑張ったご褒美にガンヒからファンレターの返事をもらいたい”というユナの願いに頭を抱えていたジョンソクは、友人の力を借りて偽のファンレターを書き続け、ユナに渡していた。ある日、「ハン・ガンヒはファンレターを捨てている」という記事がネットに流れ、ガンヒはピンチに陥っていた。そのニュースを見たユナが「私はいつもガンヒさんから手紙をもらっている」という映像をSNSで流し、ジョンソクは困惑する。その映像を見たガンヒは病室を訪れたところ、ジョンソクに出合うが…。

「ファンレターを送ってください」感想

※ネタバレ少しあります
アンニョンハセヨ(^^♪
今日は少女時代チェ・スヨン主演のドラマ「ファンレターを送ってください」について書いてみようと思います。
自らもガールズグループ少女時代のメンバーとして現役で歌もダンスも続ける傍ら、女優としてもめきめきと輝きを増し、プライベートでは俳優チョン・ギョンホとの10年以上にわたる公開恋愛も順調な彼女が本作で演じるのは・・・女優！笑

本作をお勧めしてみようと思った理由は、1話30分という観やすさと、複雑な人間模様やすっごい悪質な凶悪犯が出てこないので安心して観れるからです。笑
過去の因縁やサスペンス要素に胃もたれしている方、このドラマでほっこりした気持ちになってみてはいかがでしょうか^^

では参ります。
主人公ガンヒはトップスターであるが故、自分の記事とともに書き込まれるアンチからの陰口や誹謗中傷に嫌気がさす毎日を送っています。
しかし、ガンヒはまだ知りません。アンチがいる一方で、ガンヒを原動力に毎日を懸命に生きているファンもいることを…。
そのファンの名前はユナ。病気のため小児病棟に入院していてガンヒが出ているドラマを欠かさずチェックし、ベッドの周りにはガンヒのグッズで埋め尽くされています。
ユナを支えるのはシングルファーザーのジョンソク（ユン・バク）。実はガンヒと高校の同級生なのですが、それをユナに話してもガンヒと同じ年に見えないから嘘だと言われてしまいます。

ジョンソクは高校時代から成績優秀で名門大学卒業後、芸能事務所も顧客に持つ大手弁護士事務所で弁護士として働いていました。
しかし、ユナの闘病生活を一緒に支えていた母親（ユナに祖母）が事故で亡くなったことから、彼は弁護士を辞め、昼間は病院でユナの面倒を見ながら夜は運転代行のアルバイトをする生活を続けています。

ある日ユナは、大嫌いな背中に注射を打つ処置の前に、頑張って注射を耐えたら願いをかなえてほしいとジョンソクに言うのでした。
その願いとは【ガンヒからファンレターの返事をもらうこと】。

返信に頭を悩ませる日を過ごしていたジョンソクはある夜運転代行のアルバイトで依頼主のいるレストランに向かいました。
その依頼主はガンヒです。そして驚くことにガンヒは高校時代の同級生ジョンソクだということも覚えていたのです。
ガンヒの家に向かう車中2人はお互いの近況について話をしていました。この機会に娘の手紙の返信を書いてほしいと切り出したかったジョンソクですが、娘がいたことに驚いていたガンヒに結局何も言えず家に送るのでした。

ガンヒは初めてジョンソクに出会った日のことを思い出していました。
2人の出会いは高校で、ジョンソクが転校した高校にガンヒがいました。当時から芸能活動をしていたガンヒはストレスからか、授業中に人気のない美術室に逃げ出しては煙草を吸っていました。
そこで同じく授業をさぼっていたジョンソクと出会います。煙草を吸っている形跡を見つけた先生に、ガンヒの代わりに自分が吸ったとジョンソクが名乗り出た日の思い出です。

約束をしてしまったジョンソクは仕方なく苦肉の策として、自らガンヒになりきって娘が書いた手紙に返信を書き続けるのでした。

ちょうど同じ頃、頃ガンヒについて回る芸能記者が「ガンヒはファンレターを捨てる、高価なプレゼントだけ受け取る」といった内容の嘘を世に広めます。
その噂に心を痛めたユナは同じ病院に入院中で病院から動画は配信を行っている少年ドングにお願いして1本の動画を撮影して世に広めます。
その動画の内容というのは「ガンヒは手紙を捨てるような人ではない。私の手紙に返信をくれる！実際に確かめたい人は病院に来てください！」というものでした
この動画は芸能ニュースになり、白血病の少女に返信を書くガンヒの美談として放送されます。
放送を観たガンヒはびっくり仰天！
ガンヒは高校生の時にアンチファンからもらった恐ろしいプレゼントを開けてしまったトラウマから、プレゼントや手紙の類には目を通す習慣がないため、返信することなどありえないからです。

事務所の社長はガンヒの株が上がったから良かったと言いますが、ガンヒは、最近の子供は怖いのよ！再生回数稼ぎのためなら動画で嘘もつく、病院に行って親に話をしてくると言って、ユナが入院する病院に向かうのでした。

病室の前でジョンソクに会ったガンヒは驚くとともに、動画の少女ユナがジョンソクの娘で、自分に変わってジョンソクが返信を書いていたことも知るのでした。
ガンヒは自分がしてないことが噂になるのが嫌いだからユナに正直に本当のことを話してほしいと言いますが、ジョンソクはガンヒに膝をついて懇願します。
ユナにとって嘘の手紙でも生きるための大きな力になっている、ガンヒのおかげで辛い治療も乗り越えられていると。
その姿を見てガンヒは“善意の嘘”をつくことを決めます。

後日ガンヒの姿は病院の小児病棟にありました。
ガンヒはユナと初対面を果たし、子供たちに絵本を読み聴かせ、たくさんのサインを書き、病院に多額の寄付もします。
病院でもドング少年の動画に出演し、動画内でユナはガンヒの家に遊びに行きたいという願いを言います。
後日その願いを聞き入れたガンヒはユナ、ジョンソク、ドングを自宅に招待するのでした。

芸能人の立派な家に足を踏み入れた子供たちは大はしゃぎ。彼らは再び動画を取ったり料理を食べたり楽しい時間を過ごしました。
子供たちが寝静まり返った時間は大人2人でビールを飲み昔話に花を咲かせ、ジョンソクがシングルファーザーとして負ってきた苦労をガンヒは知るのでした。

しかし楽しい時間も束の間、また心無い記事が世に公開されます。
ガンヒはイメージアップのためにユナを利用し、父親のジョンソクは見返りとしてガンヒからお金を受け取ったというものです。
ガンヒと3人は朝病院へ帰るため自宅を出ると多くの記者が玄関前に押し寄せていました。
「美談は自作自演か？」「お金はいくらもらったのか？」という質問を子供の前でも容赦なく浴びせます。
それを聞いた子供2人は「手紙の返信はガンヒさんが書いてくれたんじゃないの？」と泣いて質問します。
ガンヒは記者の前で「私が書いたんじゃない」と正直に答えるのでした。

その瞬間、ユナは鼻血を流して倒れます。そして救急搬送されてしまいました…。

はい！ここまでです。
ここから先にはキュンとする大人2人の淡い恋愛模様や、親子愛が存分に描かれているので、ぜひお楽しみいただければと思います♡

「ファンレターを送ってください」小ネタ

①スヨンの美貌
少女時代デビュー当時から全く変わらないスタイルの持ち主のスヨン。
本作でも彼女のスタイルが活かされたファッションが多数登場します。
韓国スタイルでありながら私たちにも真似できそうなファッションもあるので、彼女の衣装にもぜひ注目してみてください♪
彼女のお部屋のインテリアも色使いも素敵なので参考にできそうです♡

②所々に散りばめられる少女時代ネタ
ジョンソクの娘の名前がユナ。少女時代のメンバーにユナがいますね。
サインを求める親の名前がチェ・スヨン。笑
そしてガンヒが病院を訪れた際に放たれる「女神」という言葉。ピンとくる方もいると思いますが、少女時代のシングル曲「ジーニー」を覚えていますか？
日本語版にはありませんが、韓国語版には【私は君の願いを叶えてあげたい幸運の女神】という歌詞があります♪
曲とドラマがリンクする部分があって、ファンの方はきっと嬉しいに違いありませんね♡

③『公開恋愛』とは…？
感想の冒頭に書きました『公開恋愛』って日本では聞きなじみがあまりない言葉ですよね！
韓国の芸能界では当事者同士が交際を認め、オープンな状態であることを『公開恋愛中』って言ったりします。
少女時代のスヨンと俳優チョン・ギョンホは交際期間も長く、デートの写真をSNSにアップしたり、お互いのことをバラエティ番組で話すことも多いことから、公開恋愛と言えばこの2人をイメージする人も多いと思います。
チョン・ギョンホ出演のバラエティ番組『賢い山村生活』ではスヨンに電話する場面もありますので、気になる方はそちらも観てみてください☆
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