スキャンダル
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韓国映画「スキャンダル」あらすじ
多彩な才能と美しさ、そして莫大な富に恵まれながらも子供が出来ないチョ夫人(イ・ミスク)。夫・ユ長官は若い中流階級出の側室を迎えることを決意し、チョ夫人に告げる。従兄弟・チョ・ウォン(ペ・ヨンジュン)とは愛し合っていながら、儒教社会の慣習からユ長官と親同士が決めた結婚をさせられ、その上、側室まで迎えられることが心底気に入らないチョ夫人。復讐のために従兄弟のウォンに「側室のソオク(イ・ソヨン)を妊娠させて。成功すればお前の欲しがっていたけれど決して手に入らなかった褒美をやろう」と話を持ち出す。しかし、ウォンは「条件が簡単過ぎる。今、自分が目を付けている27年間も貞節を守り続けている淑夫人のヒヨン(チョン・ドヨン)を落としたら褒美をもらおう」と自ら条件を出し、チョ夫人とウォンの2人の恋愛ゲームが始まっていく。

韓国映画「スキャンダル」感想
※ネタバレあります
アンニョンハセヨ。先日、韓国映画『スキャンダル』がソン・イェジンとチ・チャンウクでリメイク化が決定のニュースを読んで昔少しだけ観た本作をもう一回観てみようと思いユーネクストさんで視聴しました。
内容がなかなかのものだったので、いろんなところを隠しながら書いていこうと思います。
本作は『危険な関係』というフランスの小説が基になっていて、沢山のリメイク作があり作風も現代に設定を変えたものや、小説に限りなく近い設定で作られたものなど様々です。
主人公のプレイボーイ、チョ・ウォンを演じるのは、皆さんご存じペ・ヨンジュン。冬ソナで日本に韓流ブームを引き起こし韓流四天王とも言われていました。スキャンダル公開直前に日本のニュースの芸能コーナーで、爽やかなヨン様がセクシーな色男を演じる!みたいに紹介されていたのを少しだけ覚えてます。
そしてもう一人彼とともに恋愛ゲームを楽しむチョ夫人はイ・ミスク。2人のターゲットになる淑夫人のヒヨンはチョン・ドヨンが演じます。
では参りましょ。
時は18世紀末の朝鮮王朝。重臣のユ長官の正室(一人目の妻)チョ婦人は、側室(正室じゃない妻)として16歳の女性を迎えると告げられます。
チョ婦人は、美しくて賢い女性ですが、子供ができないために若い女性を側室として迎えることにしたようです。
跡継ぎのためだから理解してねとユ長官言われ、内心苛立ってはいますが「早くその子を連れてきてください。貴族の礼儀作法を教えて早く馴染んでもらいましょう」と良妻っぽく答えます。
続けてユ長官はウォンにも言います。君は一人になって長いからそろそろ妻を迎えて跡継ぎを作っては?と。
ウォンは亡くなった妻一筋であるかのように「わたしの心の中には一人しかいません」と言います。
”良妻っぽく” とか ”亡くなった妻一筋であるかのように” って書いているのには理由がありますよ。
だって、この2人いとこ同士なんだけど裏の顔があるんだもの…!
ウォンはね、科挙(今でいう公務員試験みたいなやつ)にも合格していい職に就けるのに妓生(キーセン:花魁的な女性)と遊んでは春画を書いて自由気ままに生きているわ。
チョ婦人もね、旦那さんが家にいないことが多いから愛人を作ったりしてるの。
そんなある日、チョ婦人はある恋愛ゲームをウォンに提案するの。
「ソオク(側室になる予定の子)を妊娠させてほしい」って。
怖い怖すぎるΣ(゚д゚lll)
ウォンは「もし事実が知れたら・・・」って一応聞くけど
「できれば男の子が良いわ。復讐は相手の知らないところでするものよ、死ぬときに真実を知ったらどんな顔をするかしら」って言うチョ婦人。
なるほど、チョ婦人は涼しい顔をしてるけど相当怒り心頭なのですね。
そしてこう続けます。
「私の夫はお前の初恋の人を奪った、お前はその復讐」と・・・。
はいはい、そーゆうことね。ウォンにとってはチョ婦人が初恋だったわけね。
がしかしウォンはね、断るんです。
「誘惑と復讐は私たちの楽しみだけど今回は断る」と。
あら、何で断るのでしょう?
ウォン曰く、16歳の好奇心旺盛な子なんて甘い言葉をかけただけで簡単に従うから楽勝すぎて楽しくない!とのこと。
だいぶ遊んできた人の発言ですね。
そして自分が今目を付けているのはユン家の嫁ヒヨン(チョン・ドヨン)。夫に死なれた後9年も貞節を守っている女性で、哀れな彼女に男女の道理を教えてやりたいと言います。
いちいち自身に満ち溢れた発言にぞっとしますね。笑
チョ婦人は無理だと予想しますが、もし落とせたらお前が欲しくても手に入れられなかったものをご褒美としてあげようと言います。
前が欲しくても手に入れられなかったものってゆうのはチョ婦人自身です。
その日からウォンはヒヨンの情報収集と自分のイメージ向上作戦が始まります。
夜な夜な天主教の集会に集まっていると聞いては多額の寄付を準備したり、初めて対面した日には自分も亡くなった妻のために貞節を守っているとか。
ウォンは何回も話しかけようとしますが、ヒヨンは目を合わせようともしません。あまりいい噂を聞かないため警戒しています。
しかしウォンは諦めない!男数人を雇ってヒヨンを襲わせようとしてタイミングよく彼女を助けるスーパーヒーローになってみたりあの手この手でイメージアップを図ります。
手紙も書いてみますが断られ、それでも何通も手紙送り猛プッシュが止まりません。
しまいには夜中にヒヨンの家に侵入!寝てる彼女が目を覚まして驚くと
「手紙もだめなら私はどうしたらよいのですか!?」と急な質問。
いやいや、こっちが聞きたいです!あなたのしてることストーカー超えてもはや犯罪じゃないですか!?
ヒヨンは「もう私にかまわないでほしい、伝染病で死んだ方がましだわ」と言います。
対してウォンは「29歳で初めて愛する人に出会えたのに伝染病より嫌われるとは…私の人生に意味はない」と。
そんなウォンは16歳のソオクに”手紙の書き方”を教えてあげると言って夜中に部屋に呼びます。
ソオクは初めこそ戸惑っていましたがどうやら”手紙の書き方”講座がだいぶ気に入った様子で、昼間の花嫁修業の勉強中に居眠りをしてしまうほどでした。
その頃ウォンは再びヒヨンの家に足を運びます。ヒヨンはまだ諦めていなかったのかと問いますが、ウォンの答えは意外なものでした。
「あきらめるので最後のご挨拶に、私みたいなごろつきに振り向いてくれだなんて無茶な話だ。愛される資格はありませんが、この世の最後の愛だと思い無理をしました。清の国に行き寂しさを捨てる予定です。あなたを苦しめることはないでしょう。もし私に最後に伝えたいことがあるならこの近くの寺に一泊・・・あぁ、いけないいけない」
そう言ってヒヨンの家から出ていきます。
なるほどね!これが俗に言う押してだめなら引くですね!果たしてこの作戦はヒヨンに効くのでしょうか。
その日の夜ヒヨンは部屋で涙していました。
あれ…効いてるっぽい?
そして朝、ヒヨンは寺へ行き「私の事は忘れてほしい」とウォンに告げたとたんにキスされます。驚
驚いた彼女は涙を流します。それを見たウォンは彼女を家に帰すのでした。
家に帰った彼女は涙ながらに叔母にその日の出来事を話します、「私にそれ以上のことをしなかったのは私を大切に思っているからだわ」と。。。
なんと!ウォン作戦通りに進んでいますね。
ウォンは誇らしげにチョ婦人に経過報告をしますよ。
「勝利はもう目の前だから香水をふって待っていてください」
ここからウォンは最後の押しに取り掛かります。
ヒヨンが外出から帰ると家にはウォンがいました。
「私はまだ招かれざる客でしょうか」とウォンが問います。
彼女の答えは・・・?なんと、一夜を共にしたのでした。
ウォンの作戦は成功に終わります。
早速チョ婦人に手紙を書きます。「私に抵抗していた傲慢な女を征服した。真実の愛と錯覚するほど良い時間を過ごした」と感想付きです。
ウォンは10日ほどヒヨンと過ごし、ヒヨンはもうメロメロです。
ご褒美をもらうためウォンはチョ婦人を訪ねますが、愛人といたチョ婦人と会うことはできず手紙だけ渡されるのです。
内容はこんなものでした。「お前の手紙の通りならばお前は恋に落ちたのではないか、愛の沼に溺れるなんてお前には似合わない」というものです。
チョ婦人は愛のない結婚をしたため嫉妬したのでしょうね。
チョ婦人は天主教ヒヨンという女性は風紀を乱す行いをしている、近々天主教は一掃されるという噂も広めます。
ヒヨンは身を守るため清に行くようウォンから言われますが、一緒に行こうと提案すると関係は本気ではないと告げらえれてショックを受けます。
そしてヒヨンは清に行かず、伝染病が蔓延している村で奉仕活動をしているのでした。
都ではチョ婦人がさらに大暴れ。ソオクに成りすましてソオクに思いを寄せていたイノに手紙を書きます。
「ウォンさんと関係を持ってしまった、そしてウォンさんはヒヨンさんも弄んだ」と、ウォンを陥れるための内容です。
イノは早速その内容をヒヨンの義理の弟に匿名で情報提供。
義理の弟は刀を持ってウォンのもとに向かい後ろから一撃!思いっきり刺されちゃいます。
今にも死にそうになりながらヒヨンに会いたいと、背中から血を流しながら側近と共にヒヨンのもとに急ぎますが、最後にヒヨンの姿を目に映すことなく絶命。
その頃、ヒヨンはウォンの側近から渡されたが目を通していなかった巻物と手紙に目を通しています。
巻物にはヒヨンの美しい姿と共に詩が添えられ、手紙にはウォンが言えなかった本心が詰まっていました。
ヒヨンはウォンの気持に涙を流していると、側近からウォンが亡くなったことを知らされます。
更にショックを受けたヒヨンは身支度を整え、まだ薄い氷が張る湖の上へ歩き出します。そして心の中でウォンへの気持を言葉にし、落下。
都ではウォンが描き溜めていた春画がチョ婦人を描いたものとして画集になり増版。貴族から平民までその本を手に取り、大スキャンダルです。
チョ婦人の身持ちについて貴族が会合を開き、画集もろとも事件にかかわる者すべてを封印しようとチョ婦人のもとに刺客を送りますが、チョ婦人は既に船に乗って逃亡。
最後にソオク。彼女は無事に嫁入りを果たしました。
お腹の子供と共に。
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